通信制で社会復帰するきっかけになりました

通信制高校・大学に通って社会復帰までの道のり 

進路 

 通信制高校での進路は、大きく分けて2つあります。

 

 進学と就職です。勿論、全日制課程の高校でも一緒になります。ただ、就職といっても学校に通ってないだろというレッテルが、やっぱりあるのだと思います。現実的には、厳しいのが現状です。バイト先から、そのまま正社員になるという形が、多分、1番多くなっていると思います。僅かながら、求人を出してくれている地元企業さんもあるようですが、中々狭き門となっております。

 

 基本的には、進学という生徒の割合が、多い気がします。専門学校、大学がおおまかな進学先となります。

 

 僕は、進学を希望していたのでとりあえず夏休みにオープンキャンパスを見たりして大学とは、どんなところかを見に行きました。しかし、私立大学の学費は、とてもネックになります。まあ、高いこと、高いこと。奨学金貰ってまでしっかりと自分は、学んでいくのだろうかと悩んでいるうちに月日は、どんどんと過ぎてしまいました。

 

「推薦入試で受けれる大学あるよ、これなら、一般より入りやすいよ!」

 

 進路指導の先生が、そう言ってくれました。それで大学へと行くのも悪くないと思いました。しかし、僕には、その判断が、出来ませんでした。なぜなら、高校を転入してここに来てしまったから。両親に制服一式を前の高校で買ってもらったのに辞めて通信制高校へと転入してしまった。それで多大なる迷惑をかけてしまった。それが、申し訳なくてしょうがありませんでした。多分、金銭面のことではなくて普通にいられない自分に対してもかもしれません。それでも僕は、ここの高校へと入れて良かったと思っています。

 

 その時です。学費が、安くて通える大学を見つけました。それが、通信制大学でした。教育学に興味を持っていた僕は、通信制大学でも学べることを知り、先生に願書を取り寄せてもらい、そこへと入学する決意をしました。

 

 この決断は、良かったのか悪かったのかは、追追話していきたいと思います。進路は、人それぞれですが、僕の場合は、金銭のことも考えての通信制大学という選択となりました。消去法的な選択であった為にこれで本当に良かったのかと今でも思う時がありますが、しっかりと自分で選んだことなので後悔はないです。やはり、決断をする時は、自分の意志を尊重することが、大切だと進路選択の時に思いました。