通信制で社会復帰するきっかけになりました

通信制高校・大学に通って社会復帰までの道のり 

通信制高校の選び方

 通信制高校は、全国津々浦々と多数存在しております。その中でも僕なりに経験した事を加味して学校選びの参考にしてもらえればと考えています。そして、保護者様、これから入ろうと考えている生徒様の力になれば幸いです。

 

 まず、通信制高校ってあまり身近にない為、不安になりますよね。僕自身もそうでした。ポイント別にどこを着目したら、いいかみていきたいと思います。

 

 ① 学習方法

 通信制の学習は、レポート、スクーリング、試験を通して単位修得となります。最近だと、基本的にライブ配信(授業)をしてくれる学校が、増えていると思います。体調面に不安のある子には、お勧めだと思います。全日制じゃ、出席しないと授業受けれないけど、ネットで見ても授業に参加したということになれるのでいいです。また、通信制は、担当の先生が、レポートの提出が、滞ってしまった時に連絡等をしてくれ、心配もしてくれるのでその点は、気にしなくても大丈夫です。体調と自分のペースで学習出来るというのが、通信制の1番の魅力ですね。最近では、サポート校と言われる所へ行けば、学習の不安、学校の生活の不安が、相談出来るので不安を感じたら、すぐに行った方がいいです。学校を利用してしまえば、いいんです。悪い言い方ですが、学費を払っている以上は、学校を利用するという権利もあるので良い使い方をして自身の向上へと繋げて欲しい。

 

② 目的

 まず、目的を持った方が、なにかと楽しくなると思います。学校によって、伸ばしたいモノが、違うのでそこを考えて入学するのも大切かと。僕の場合は、野球がしたいという気持ちが、あったのでそれをサポートしてくれるという学校を探した結果、母校に決めました。○○がしたいから、くらいの気持ちで大丈夫だと思います。それを応援してくれる学校を選ぶのが、1番です。目標がなくてもきっと見つかると思います。何かしたいという気持ちは、もう才能だと僕は、思っています。

 

③ 学校見学

 学校見学で1番何を見てもらいたいかというと先生と生徒の関係性や、生徒の表情ですね。楽しそうな顔をしている生徒もいれば、つまらなそうな生徒もいる。これは、全日制でも一緒のことだと思います。それでもイキイキとしている生徒が、多い所に入学した方が、絶対に楽しいと思われますね。授業の内容よりもそこに着目して見てもらいたいです。実際に中学校で通えなかった子が、一緒に野球やってくれてから、学校へと通ってくれるということがありました。



④ 卒業率

 学校へと通うということは、卒業へと繋がるということである。始まりが、あれば、終わりがある。人生は、この繰り返しだ。卒業率を聞くのも大切だと僕は、思う。卒業率の高い学校程、良い先生がいるということは、事実であろう。その為にこれを聞くのは、必要不可欠となります。

 

 不登校という選択を自分自身で決めた人は、弱くありません。流れるままに学校に行っている人よりも絶対に強いです。決断力が、まず、あります。学校に行かないという選択が、出来たのだから。通信制高校でまた、1からやり直すというきっかけに繋がるかもしれません。これを読んで通信制高校という選択肢もあるんだなって思ってくれる人が、いると嬉しいです。